乳がんは、家庭や社会で最も頼りにされる40~50代の女性に非常に多いがん。日本人女性の9人に1人がかかるといわれ、30~69歳のがん死亡原因の1位です。
ピンクリボン運動は米国で始まった乳がんをなくす運動で、日本では2000年に東京タワーがピンク色にライトアップされて以降、全国各地に運動は広がっています。
香川県においても、多くの女性たちと地域社会全体が乳がんに対する正しい認識と、検診に対する意識を高めてもらえるよう、2005年、ピンクリボンかがわ県協議会(略称「ピンクリボンかがわ」)を設立しました。香川の地域力に支えられたこの活動が、一人でも多くの命を乳がんから守るきっかけになることを願っています。
10月はピンクリボン月間です。より多くの女性と地域社会全体が乳がんに対する正しい認識と検診に対する意識を高めてもらえるようイベントを開催しています。
県内の乳がん患者会と連携し、乳がん経験者の皆さんのニーズに応えて、誰でも気軽に参加できる、楽しく役に立つ講習会やミニ講演会などを開催しています。実施に当たっては、医師や看護師、それぞれの専門分野の皆さんに協力をいただきながら進めています。乳がん患者さん同士のおしゃべりも楽しめます。
開催:1~2か月に1回
問合せ:ピンクリボンかがわ県協議会事務局 087(868)5578
県内のマンモグラフィ保有医療機関を対象にしたネットワークです。マンモグラフィ検診や超音波検診の実施状況調査等を行い、乳がん検診体制の把握や受診率の把握を行っています。(7月調査)
また、年1回、医療従事者向けの講演会や講習会等を開催しています。
ピンクリボンかがわでは、さまざまなオリジナルグッズを制作・販売しています。身近にグッズを持ってもらうことで一人一人の乳がん検診の啓発への取り組みにしていただくほか、商品の収益をピンクリボンかがわの活動に役立てています。
香川特産の和三盆糖を使った打菓子。四国で唯一の木型職人である市原吉博さん作の木型により、障害福祉サービス事業所でハンドメイドしています。
乳がんは、自分で見つけることができる唯一のがん。さやえんどうの中に、触って見つけることができる乳がんの大きさのまめが入っています。(監修:元香川労災病院副院長 鶴野正基)
乳がんの早期発見の大切さを知ってもらうきっかけにと作られたピンバッジ。ご当地キャラクター「うどん脳」とコラボしたオリジナルピンバッジとストラップも人気です。(監修:高松赤十字病院 乳腺外科 法村尚子)
問合せ・申込:ピンクリボンかがわ県協議会事務局 087(868)5578
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