お知らせ, 乳がん月間(10月)イベント, 活動報告, ピンクリボン運動

ピンクリボン 2022 ポスターデザインコンテスト

 ピンクリボンかがわ県協議会は、若い世代の感性を乳がん検診の啓発につなげようとポスターデザインコンテストを開催しました。

 県内在住の中学、高校、大学、専門学生を対象に「乳がんは早期発見・早期治療が大切である」ことを広く伝えるポスターを募集。10月5日に同コンテストの特別協力企業・団体(下記参照)代表者など8名からなる審査員がそれぞれの視点で審査を行いました。今年は167点の応募作品の中から穴吹デザインカレッジグラフィックデザイン学科1年の安藤楓さんの作品「はにわポーズでセルフチェック」を最優秀賞に選出。特別審査員賞など全10作品に賞を贈りました。
 10月21日にサンポートホール高松1階市民ギャラリー(高松市サンポート)で表彰式を行い、各審査員がプレゼンターとなって入賞者10人に賞状と副賞(特別協力企業・団体提供商品など)を手渡しました。以下、最優秀賞受賞作品のコンセプトやこだわり、各受賞者の作品などを紹介します。

■主催/ピンクリボンかがわ県協議会
■特別協力/国際ソロプチミスト高松 高松市薬剤師会 高松西ライオンズクラブ 株式会社アイム イオンモール高松 香川ヤクルト販売
 キリンビバレッジ株式会社 株式会社 人生は上々だ 香川県予防医学協会
■後援/香川県 高松市 香川県教育委員会 香川県医師会 高松市医師会 香川県がん検診受診率向上プロジェクト 四国新聞社 

結果発表

最優秀賞:穴吹デザインカレッジ グラフィックデザイン学科1年 安藤 楓 様

作品名「はにわポーズでセルフチェック」

Q1. 受賞の感想を教えてください。

 自分でも頑張ったと思える作品だったので、最優秀賞に選ばれたと聞いた時はものすごくうれしかったです。

Q2. 作品のコンセプトは。

 たくさんの人に早期発見、早期治療の大切さを伝えたいと思いました。そこで、テーマを早期発見のための「セルフチェック」に決め、インターネットで調べていると、腕を挙げた埴輪(はにわ)の姿がしこりやただれがないかをチェックするポーズに似ていることに気付きました。乳がん検診は重たいイメージがあったので、少しでも受診する人の気持ちが軽くなるよう、埴輪をモチーフにしたキャラクターをメインビジュアルにしました。

Q3. こだわった点は。

 ピンク色をメインカラーにして、かわいらしく仕上げました。背景も薄いピンク色にしたので、埴輪をどう目立たせるか悩みました。全体の3分の2を埴輪が占めるように配置し、目と口も線ではなく中を塗りつぶして、遠くから見ても埴輪だと分かるようにデザインしました。

Q4. 作品に込めた思いや今後の抱負は。

 乳がんは早期に発見して治療をすれば治る可能性が高い病気です。私のポスターをきっかけに、気軽にセルフチェックをしてもらい、多くの人が自分の体と向き合うきっかけになればと思います。デザインの技術をもっと身に付けて、これからもすてきな作品をたくさん作っていきたいです。

その他の受賞作品

特別審査員賞:香川短期大学経営情報科デザイン・アートコース2年 圖子 桃果 様

作品名「私たちの未来のために」

ピンクリボン賞:

高松丸亀町壱番街前三町ドームをライトアップ

 日本人女性の9人に1人がかかるといわれる乳がんは、早期に発見して早期に治療することで、命も生活も守ることができます。それには定期的な検診受診が欠かせません。高松丸亀町壱番街前三町ドームでは、10月の乳がん検診に合わせて、啓発運動のシンボルカラーのピンク色にライトアップ。商店街の約40カ所に啓発用のバナーフラッグや懸垂幕を飾り付け、買い物客らに早期発見・治療の大切さを訴えました。

主催:ピンクリボンかがわ県協議会
共催:香川県予防医学協会
後援:香川県、高松市、香川県医師会、高松市医師会
協力:高松丸亀町商店街振興組合、高松三越、高松市薬剤師会

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